製品開発のワークフロー
ユニファイブの製品開発フローをご紹介致します。設計から試作、量産、品質検査、そしてしっかりとしたアフターサービスで高い評価をいただいております。ユニファイブは柔軟な対応が可能なACアダプター及びスイッチング電源のメーカーとして、年間約1,500種類のサンプル機種を年間約15,000台出荷しております。
1.市場調査 新機種導入
弊社では、日常の営業活動でのヒアリングを中心にお客様の必要とされる電源のトレンド情報の収集を行っております。また認証機関等からの各国の安全規格・環境基準・省エネルギー規制等の更新・新設のロードマップ情報を入手しております。
お客様の動向及び各国に於ける新規規格の開始時期等を検討しながら、お客様のご要望に答えるべく最良のタイミングで新製品の開発及び市場への投入を行なっております。
2.設計
弊社の営業担当にて、お客様の電源を使用される機器の情報、使用方法、販売先、取得必要な安全規格、エネルギー規制、ご希望される仕様等々の詳細を確認させていただきました後、1,500種類を超える弊社ラインアップより、最もご希望に近い機種を選択し推薦させていただきます。
弊社のラインアップから、更にお客様の社内標準等々に則り細部の変更が必要な場合は、ご希望に合わせた、デザイン、性能、材質等々の変更が可能です。お客様のご希望に合わせ、電源単体での安全規格の取得代行等も行なっております。特に電気的な性能面においては、お客様のご希望される性能にチューンアップした後の実証測定データ等もご提供させていただいております。各国の法規則に関わるノイズ等については認定ラボにて取得したデータをご提供いたします。
3.設計検査 量産試作
新規開発品については、技術試作完了後、品質管理部による設計検査を実施の上で、確実に性能を満足できているかの実証実験を行なっております。
お客様には、通常では数台の初期サンプルの提出後、試作ステージに合わせた数量で、サンプルをご提供いたします。
4.量産
技術試作終了時、量産試作終了時には、試作会議を実施しております。会議時に提議された問題については、量産品に反映の上で、傾向的な不良現象の発生や歩留まりの悪化を防ぎます。
5.品質検査
部品受入検査(IQC)、工程検査(IPQC)、出荷検査(OQC)を実施しております。
部品受入検査(IQC)
一部の梱包部品以外、全ての部品を対象に抜き取り方式にて受入検査及び有害物質の検査を実施しております。
工程検査(IPQC)
『仕様に基づいて生産されているか?』『超音波溶着が確実になされているか?』『作業指示書に則り作業が行われているか?』等を、全ての生産ロットに対して確認・検査を実施しております。
出荷検査(OQC)
安全規格の要求事項及び仕様書に基づいた電気特性を全ての生産ロットに対して抜き取り方式にて検査を実施しており、受入検査及び出荷検査には以下の基準を適用しております。
- ANSI/ASQ standard Z1.4 のlevel-Ⅱ
- 致命欠点:AQL 0.1%(0/1判定)
- 重欠点:AQL 0.1%(0/1判定)
- 軽欠点:AQL 0.65%(Ac/Reの判定基準は抜取基準一覧表に基づく)
6.アフターサービス
不具合の発生した場合には、不良品の解析を実施しております。発生原因、流出原因を突き止め、発生及び流出防止対策を迅速に実施の上で同様な問題の発生を防いでおります。
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