準尖頭値
ノイズなどの波形の検出方法の一つ。準尖頭値検波は、検波器の放電時定数を充電時定数より十分に大きく取ることで、波形のピークの高さを検知する尖頭値検波と、波形の平均値を検知する平均値検波の、中間的な値を検出する方式である。準尖頭値検波では、通常は時定数をCISPR16に定めている。尖頭値検波は、ノイズの持続時間が長い時と頻度が高いときに、測定結果が高くなる特性がある。そのため、ノイズの感覚的な尺度を捉えるのに有効である。インパルス性の強いノイズをメータ型の測定器で計測する場合に、応答時間の長さによるピーク値の誤差を小さくする方法としても、準尖頭値検波は有効である。
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