サイリスタ

3つ以上のPN接合を持つ、スイッチング用半導体素子。最も一般的なタイプは、P型とN型を交互に4層結合した素子で、アノード(A)、カソード(K)、ゲート(G)の3電極がある。小さなゲート電流の有無で、アノードとカソード間のオフ・オン制御ができる。また、アノードに流す電流がある値以下になると、オフになる特性を利用して、スイッチング動作が可能である。せん頭逆電流と平均順電流の幅が広いので、同じPN接合素子のトランジスタに比べて、大電圧・大電流用の用途に使用可能である。用途としては、無接点スイッチや整流素子の他、電動機の制御や照明の明るさ制御、電気こたつや電気炉の温度制御など、幅広く使用されている。トライアック(双方向3端子サイリスタ)とGTOも、サイリスタの一種である。

索引から探す

製品のカタログをPDFで一括ダウンロード

ダウンロードフォーム

お気軽にお問い合わせください

ACアダプター、スイッチング電源その他、弊社の製品・サービスに関するご質問・ご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

メールでのお問い合わせ

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

03-5577-5456

  • 受付時間:平日 10時~12時/13時~17時