定格

電源機器において、故障せずに正常な動作を継続できる条件となる、入力や出力の範囲のこと。入力の場合は、定格入力電圧100V±10％や、定格入力周波数50Hz±5％など、規定の値を中心に許容範囲が定められている場合が多い。出力の場合は、1500Ｗ以下や15A以下など、許容範囲の上限が定められている場合が多い。定格は、負荷を接続するために適切な電源機器を選定する上で重要な要素であり、通常は負荷の定格入力を基準に決める。