耐電圧

電気・電子機器で、絶縁された部分においても、加える電圧を大きくしていくと、絶縁破壊という現象が起きて電流が流れる。絶縁破壊が起こると、高抵抗の絶縁体に電流が流れるため、発熱により故障や火災の恐れがある。耐電圧とは、絶縁破壊を起こさずに耐えられる電圧の大きさのことである。通常は、機器の規定された2点間に規定された電圧波形を規定時間加えたときに、耐えられる電圧の大きさで表わす。この電圧が高いほど、絶縁性が優れている。

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